時は近未来。
地球制服を狙う科学者、フォン・ロイエンシュタイン博士を中心とする、秘密結社ダークブレインは、 「地球を救うため」と称して、増えすぎた地球の人口を減らすことを独断で決定。 全世界に宣戦布告をした。 そんな世界の危機に立ち上がったのは、有事のために今まで訓練に訓練を重ねていた正義の組織『セイギマン」。 こうしてダークブレインとセイギマンの戦いの火ぶたは、切って落とされたのだった。 そしてその戦いが始まり半月ほどが過ぎた時……。 ダークブレインの極東方面司令官にして、ロイエンシュタイン博士の娘でもある『ミヅチ』は果たしてこの戦いに 大義はあるのだろうかと疑問を覚えるに至る。 そして同時期、『セイギマン』のやり方に違和感を感じていたセイギブルー、道成寺清姫と心通わせその疑問は 頂点に達した。 だが、父の命に逆らうわけにも行かず、迷いを持ちながらも戦いを続けていたミヅチはある日ダークブレインの幹部であるナーガラージャの奸計にはまり、セイギマンの秘密基地に囚われの身となってしまう。 そんな彼女に待ち受ける、「正義の味方」たちの淫靡で苛烈な責め。 そして同時期、まるで交換するかのようにダークブレインの虜となってしまった清姫にも、魔の手は迫っていた……。 |
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ミヅチ 悪の秘密結社、ダークブレインの大幹部の一人にして、 首領であるロイエンシュタイン博士の一人娘。 自分にも他人にも厳しい性格で、敵も味方も多い。 誇り高く気高く、どんな時でもクールで冷静。 ただ、一度堰が切れると弱いところもある。 父の命令に従って闘っているが、最近組織のあり方、 自分たちの行いに疑問を持っている。 |
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道成寺清姫(どうじょうじ さき) 元気いっぱいボーイッシュ少女。 正義感が強く、 困った人を見過ごせない。 実は正義の味方、セイギマンのブルー。 行きすぎたセイギマンの正義に疑問を抱いている。 |
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ナーガラージャ ダークブレインの幹部の一人。 権力欲が強く、組織の中での発言力を増やし、 あわよくば乗っ取りたいとまで考えている。 ミヅチの存在を疎ましく思い、 彼女を排除したいと奸計を巡らせる。 組織きってのマッドサイエンティストであり、 怪人や新しい武器の開発・研究を行っている。 |