ストーリー “平河公博”(主人公)は、両親不在で妹の鈴と二人暮らしの学生。 住んでいる場所も、これまでの人生も、特に何の変哲もなく、 言うなれば全てにおいて“普通”なのだが、 公博とってそれが良いと思っていた。 そしてこれからも波瀾万丈とはかけ離れた人生を送るであろうとも……。 しかしある夏の日、可愛い転校生の少女に「とりあえず……結婚しとく?」 とトンデモ発言をかまされたことによって、 彼の日常は一変するほどに賑やかになる。 そしてそれが彼にとってかけがえのない青春を刻んでいくことに……。 |
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「んと、名前……なんて呼べば、いいかな?」 |
美薙 つむじ トーストをくわえたまま、主人公と街角でぶつかるというベタベタな出会いを果たす転校生。 「これって運命の出会い?」という言葉を簡単に口にしそうになるなど、一筋縄ではいかない天然っぷりを発揮する。 その後、学園で再会した際の爆弾発言により、一連の騒動の中心に居座ることになる。 転校初日のインパクトこそ大きいものの、主人公の周りではある意味、唯一の女の子らしい女の子。 |
「つーわけで、暇つぶしに付き合え♪」 |
高城 さやか 主人公とは家が隣同士という熱血幼馴染。またクラスメイトでもある。典型的なスポーツ少女で、身体能力は人間離れしたものがあり、周囲をあっと言わせることもしばしば……。 ガサツで素直になれない性格もあり、主人公とは顔を合わせてはケンカばかり。 料理が得意という意外な一面も……。 |
「味わわせて欲しいもんだよ、敗者の苦杯ってのをさ。」 |
皇 愛 容姿端麗、成績優秀、運動神経バツグンと完璧超人な生徒会長。その権限を自分のやりたいように行使するものの、そのカリスマゆえか学園における人気は絶大。 過去にあったとある出来事で、主人公を生徒会長専属補佐として指名し、いいようにあごで使っている。 校内ではマズイと誰もが飲みたがらないジュースを愛飲しており、主人公はそれを買いによく走らされている。 ちなみに、さやかとは犬猿の仲であり、何かとさやかをからかいたがるクセがある。 |
「あ……。」 |
有馬 かぐや 校内でも一番のお金持ちのお嬢様。毎日、お付の執事である瀬刃に連れられ、黒塗りの高級車で登校している。 学年は主人公の一つ下で、主人公の妹・鈴とはクラスメイトだが、それを考慮してもその発育はよろしくない。 またその出で立ちに加え、無口でぶっきらぼうな性格もあり、クラスでは浮いた存在。 |
「ん……んあ? 兄貴今帰り? 随分遅かったね。」 |
平河 鈴 主人公の実妹。ある事情で両親不在の平河家に、主人公と二人暮らし。 ただし料理が壊滅的にダメで食事は主人公に依存している模様。 さやかを尊敬している節もあり、その影響で、年々性格が凶暴化していると主人公の頭を悩ませている。 とはいえ、言葉の端々からは基本的に“兄貴ラブ♪”が感じられる。 |